RCAの技術開発力がかくも無残に弱体化していった事実は、アメリカがホームエレクトロニクスを、力を注ぐべき先端技術とは見なくなったことをはっきりと示しているといえるでしょう。
RCAは、業績不振のまま、GEに吸収合併されてしまいました。
買収したGEも、ホームエレクトロニクスからは相次いで撤退しています。
ホームエレクトロニクスは、テレビやVTRでわかるように一つの商品としては最も市場規模の大きい、いわば最も実のある分野なのですが。
西ドイツの場合には、先端技術とは何でしょう。
今はそれがエレクトロニクスであるのは間違いありません。
コンピューターと半導体技術がアメリカ、日本に対して大きく後れをとっていて、それが産業発展の大問題であることに気付いて、おおわらわで日米を追いかけようとしています。
なぜ、西ドイツはエレクトロニクスに遅れたのでしょうか。