肝臓が正常だと、この2つの酵素の血液中での活性はあまり高くありません。
普通はGOTの方がGPTより少し高めですが、大体0~30単位(酵素の強さを示すもの)の範囲に入っています。
肝臓が何かの病気にかかると、肝臓の細胞からこの酵素が血液に流れ出し、この2つの酵素の血液中の活性がずっと高くなります。
それで、肝臓病をチェックするのに使われる指標となるのです。
このGOTとGPTの2つは、ともにここで話したトランスアミナーゼの仲間です。
ですからビタミンB6も必要ということになります。
また、グリコーゲンを分解してブドウ糖を血液に補給したり、筋肉でエネルギーに変える時の酵素(ホスホリラーゼと呼ぶ)もビタミンB6を必要とします。
普通、ビタミンB6の欠乏症は殆ど知られていません。
チェストツリーなどのサプリを飲んでいるという方なら、きっとこのような話はご存知でしょう。
それは普通の食事の中からの供給量で十分なためです。
しかし、妊娠している時や特殊な薬物を飲んでいると欠乏症が出易いことがあります。